京都にある町家の宿、京まち宿「鈴」
JR丹波口駅から徒歩10分、花街の名残を残す島原大門と世界文化遺産である西本願寺からほど近い静かな住宅地に現れる「鈴 花屋町」。
八棟並んだ当施設は京町家の特徴である格子や簾を設けた外観と坪庭を眺めることができる露天風呂や縁側を備えます。
室内は、百人一首より四季を謳った名歌を春夏秋冬それぞれ二首ずつ選び八棟の町家を「いにしえの調べ」をテーマに彩ります。
一棟ごとに設えを変え、日本ならではの細やかで豊かな感性に触れ物語の情景に思いを寄せる
心の旅にふさわしくとの願いを込めた宿です。
《朝霧》
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 /千載集 冬・419
(夜明け、ほのぼのと明け離れるころ、まさしく冬の朝のながめ。網代木にせかれてさまざまにわかれゆく流れと、たちこめていた朝霧がきれいに晴れ上がって見えてくる世界。)
6-4 Ninintsukasacho Shimogyo-ku,Kyoto-shi 600-8824